和光市民文化センター サンアゼリア

色使いなども含めた馴染みやすい操作性で、効率よく貸館業務を運用できます


システムの稼働日:2021年 9月1日
お客様の声取材日:2023年 7月31日


施設情報


【施設区分】
市民文化センター

【客席数】
大ホール:1,286席
(1階842席、2階438席、車椅子席4席、親子席2席)

【利用設備】
大ホール、小ホール、楽屋、展示ホール、企画展示室、練習室(和室・洋室)、会議室、リハーサル室

【利用用途】
コンサート全般、展示会、イベント、会議など

和光市民文化センター

 

和光市民文化センター サンアゼリアのご紹介

和光市民文化センターサンアゼリアでは、童謡や歌謡曲、オーケストラコンサート、バレエ、オペラ、歌舞伎など
あらゆる公演でご利用いただけます。大ホールは、音響が自慢のホールです。

残響2.0秒と名だたるホールに匹敵する響きのよさで演奏者の息遣いを臨場感をそがれることなくお楽しみいただけます。
小ホールは、座席が自由に動かせるので、コンサートのほかに、
発表会、パーティーなど幅広い目的でご利用いただけます。

今回は、公益財団法人和光市文化振興公社様の導入事例をご案内させていただきます。
【いつでも貸館】は、和光市民文化センター サンアゼリアにて運用頂いております。

同公社の、事務局次長 出牛様、ならびに主事 齊藤様と、同じく主事 塚本にお話を伺いました。
『簡単・便利』がモットーである【いつでも貸館】の、ご活用エピソードをお聞かせいただきました。

導入の経緯

消費税が10%になるタイミングで、そのときに使用していた貸館システムで施設利用料を更新する必要が生じました。
当時使用していたシステムのベンダーからは『システム変更のため再開発』ということで、我々の感覚からするとかなり高額の見積もりが出てきました。
施設利用料の変更で高額な再開発になってしまうシステムに疑問を感じ、システムの入れ替えを検討することにしました。
サンアゼリア_大ホール
サンアゼリア_ホール

選定理由、決め手

【いつでも貸館】は、(公社)全国 公立文化施設協会の推奨も受けておりましたし、同協会からのメールでの案内などでも紹介され存在は知っていました。
コストパフォーマンスに優れ、安心して使えそうなクラウドシステムという印象でしたね。

それから、消費増税前から営業の方が導入メリット等を熱心にご説明を下さっていたこともあり、強く印象に残っていました。
多数の導入実績もありましたので、お見積もりをいただき予算感を確認したうえで、無償のトライアル環境をご提供いただきました。

実際に当館の貸出施設や備品、それぞれの料金表、その他諸条件(減免・割引・割増等)を設定いただいたトライアル環境で半年ほど運用のシュミレーションを経て、『これなら大丈夫!』との実感が得られましたので導入を決めました。

導入後の感想、導入効果など

<わかりやすさ>
以前使っていたシステムに比べると、全体的な操作性や見た目の分かりやすさが断然上です。

例えば、ログインして最初に表示される予約台帳画面ですが、ぱっと見て直感的に登録済み予約の収納状況ですとか、利用者名が読み取れるところが良いですね。
利用日当日なのに未入金など、比較的緊急度の高い状況や次のアクションのために必要な情報を素早く認識しやすいです。

以前のシステムでは、何らかの予約が入っているのは分かりましたが、それ以上詳細を確認するのは別画面を開いて確認する必要がありました。
つまり開けてみないと分からないので、無駄な操作が発生する可能性が高いということで、【いつでも貸館】に変えてみて初めてその効率の悪さが分かりました。
毎日のことなので気にならなくなっていましたが、実は大きな違いでしたね。

 <入力ミスの訂正>
登録済みの予約内容に変更が入ることが良くあります。
お客様のご都合や入力ミスなども含めて。

その際に【いつでも貸館】は何度でも訂正が出来ます。これがありがたいです。以前は、許可書発行以降は予約変更が追加でなされる感じで、いわゆる『訂正』が出来ませんでした。
実際には訂正後の内容でご利用・お支払いいただきますので、ご利用の実態と許可書の内容が一致せずなにかと不便でした。

【いつでも貸館】のように『必要であればやり直しや訂正が可能』で柔軟な対応が出来る方が、現場としては大変助かります。

 <備品選択のしやすさ>
申請済み予約に備品を追加する際に、備品カテゴリごとに色分けでき表示順も設定できるのが、見やすくわかり易くて良いですね。
特にホールで使う備品はかなりの種類があるので、分類・整理された画面で直感的に必要な備品が選択できるのが、大変助かっています。

<スマホでも予約確認>
会議室などでホール運用周りの打合せの際に、【いつでも貸館】の管理画面をよく見ています。

ホールや諸施設の空き状況を確認するわけですが、管理画面なら一般利用者用の○×レベルでなく、予約内容もリアルタイムで参照できます。
これが見れるだけで『これは内部利用なので調整が利くな』などの判断が出来ますので、とても便利に活用しています。

もう少し画面の大きなタブレットを使えば、その場で予約登録なども出来てしまいそうです。
『もうノートPCを使わなくても仕事できる時代だな』と、感じています。

その他、ご要望など

<申請備考の文字数>
台帳画面から予約を開いた最初の画面、申請明細の中にある【申請備考】という項目を、当館では申し送り情報の共有手段として活用しています。

台帳からダブルクリックで直接予約を開くと、申請明細画面の真ん中、目立つところに申し送り情報が見えるので情報共有がとてもスピーディです。
お客様からの施設利用予約は1年前から入りますし、利用日まで何度か打合せをすることもありますので、時系列に沿ったメモ的なものは必須です。

他にメモ欄や、打合せ記録を残す画面があることも知っていますが、図面ファイル等を含む込み入った情報はあまり使いませんので、当館にとっては申請備考が一番使いやすいです。

ただ、場合によってはもう少し書き足したい場合もあるので、現状の最大値である255文字がもう少し拡張されると助かります。

ご協力、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。

編集後記:
システムの様々な活用方法にトライくださいまして、ありがとうございます。
【いつでも貸館】も、時代の変化にあわせこれからも進化し続けてまいりますので、引き続き宜しくお願いいたします。
今回は、色々と参考になるエピソードをありがとうございました。